さあ、実質2021年1月の最終日です。
Facebookのほうで先日のFirst Garage McLaren 570S GT4の澤Driveで真冬の路温10℃前後(気温は5℃前後)でスリックタイヤの新品状態でアウトラップはこうなる、って映像を公開しています。
ピットロード出る時(発進)、そこから加速して1コーナー行くまで、1コーナーの中、Aコーナーまでの細心の蛇行、Aコーナーの中でやっている事、100R出口でやっている事、ヘアピンのカップカーの動き見ながらの操作、シケイン2個目の注意力、T13の出口、GRスープラの旋回ブレーキの時のリアの挙動対処などなど、説明すると長いけどタイヤを温める努力とどの位温まっているか確認するポイント、冷えてるタイヤでこういう操作するとこうなるだろうの想定力など、引き出しが沢山詰まっています。
計測3Lap目で47秒台(100Rが前日の雨でまだwetパッチ残っている状態だったので、実質46秒は出ると思ってます)でしたが、このアウトラップに続く計測1Lap目がそこから3-4秒落ちとなる51-52秒台、続いての計測2Lap目が約1秒落ちの48秒台のペース、一生懸命温めようとしてもそれだけ時間が掛かる、これはVITAの様な軽くてパワーの無い車も同様の傾向、ちょっとスローダウン走行続けるとタイヤが冷えてしまうのが分かる位なはず、です。
慣れてない人がタイヤを温めるとエキスパートの人が最初のアウトラップから計測1Lap目で温めた分くらいまで行くのに3Lap位掛かってしまって、その過程でゴミを拾ったり、それが原因で滑ってしまって恐怖心が勝ってそれ以上にペースを上げられない → それ以上タイヤが温まらい、という事が起きやすい。
GT4レンタルサービスでは必要に応じてインストラクターが最初計測1LAP位走行して車両のチェックと80%まではタイヤを温めて車両を提供する等もやっています。
冷えている時にタイヤをしっかり温められるかどうか?はエキスパートドライバーへの最後の階段とも言える部分、冬場の広場トレーニングなどでは口を酸っぱくして言ってますが、タイヤの温まりを感じれるか?です。
これは”日本の冬のサーキットあるある”ですが『やり慣れている事も緩慢にならない様に注意、そしてやり慣れてない事はそれ以上に、状況が少しでも変わっている時は注意!! → 環境の変化に敏感に』です。
先日のFSWで起きてしまった悲しい事故も、普段ピットロード出る時に急いで加速をする必要に迫られた事のない人だったか(スポーツ走行や走行会では安全の為に”そうしない様”に言われますからね)、電子制御をタイヤが冷えている時に切るとどうなるのか実体験のなかった人だったのか?(電制を切っていたかどうかも定かではありませんが)だった可能性が高いと思います。
だから冬は危ないので走らない、も正解ですし、だから練習になる、、、も正解だと思います。
さて、明日は袖森ドライブスルー走行会。
コロナ禍でも人との接触を極力抑えた受付、ブリーフィングスタイルで尚且つ、走った周回数に応じた清算というのがポイント。
事前のブリーフィング映像もしっかり見て、まだ土壇場参加可能ですのでお待ちしております。
日曜日は広場トレーニング(P7からP2へ会場が移動になりました)
既に定員なのでタイヤの温まりを感じる練習もしたい!という方は2月の募集中のイベントへの申込お待ちしております。
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2/9(火)にはトレド246さんの走行会にて同乗ドラサポも実施
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2/13-14(土日)はいよいよ年に1度のプレミアムレッスン。
→ いまドタキャンが1枠出来ましたので早い者勝ちです。 >>> こちら
2/14はレーシングコースを1日貸切っていて数団体の皆様とも共有して頂きながらの1日になります。
McLaren TOKYOさんもそのうちの1枠をご利用で、ワンスマプレミアムレッスンの、10年以上毎年この時期にやってきているプレミアムレッスンの中でも随一の人気コンテンツ、Rコースをセクター反復練習できる部分を見学頂いたり、バスでみっちりコースを下見したり、、、を体感いただく予定です。
ディーラー様向けのプログラムでは敢えてまだ見せてない『ワンスマの本気のプログラム運営』を垣間見て頂けるか?と(笑)
さあ2月になると今年のレース関係の発表系やFORZA!! Smiler 2020-2021の募集なども始まる予定で、いよいよ本格始動ってモードになります。
今から楽しみで仕方ないです。。